リューシュコードが足に絡まってイライラしたことないですか?
サーフィン初心者のあなたはきっと経験あると思います。
- 絡まないようにリーシュコードを伸ばしたつもりでも、何故かちがう足に絡まる
- やっと波をとらえてテイクオフできたのに、リーシュコードが足に絡まって動けない
- パドリング中にリーシュコードが足の指に引っかかり、サーフィンに集中できない
とか本当にストレスですよね。
あなたと同じようにリーシュコードが絡まりストレスを受けているサーフィン初心者のために、リーシュコードが絡まらない方法を紹介します。
目次
1.まっすぐなリーシュコードを使用する
まっすぐでクセがないリーシュコードを使用することで絡まることはかなり軽減されるでしょう。
くせがついて曲がったリーシュコードだと、パドリングする時に足元はどうなってるのか気になりますよね。
まっすぐなリーシュコードだとパドリング時にゆるやかな曲線を描いています。
なので足の内側にリーシュコードがきても、くせがついていないのですぐに振り払うことができます。
もしリーシュコードがなんらかの原因でねじれてしまったら足首に違和感(テンション)を感じます。
テイクオフする前に絡まっているかどうか気付きやすいので立つ前に絡まるのを防ぐことができるんです。
クセがついたリーシュコード
クセが付いたリーシュコードは”くねくね”とランダムに曲がりくねっているので
非常に絡みやすいです。
むしろ動かなくても絡まります。
どうしてクセがつくのか?
リーシュコードの多くは形状を記憶する性質を持つ特殊素材でできているため
- 巻いた状態で販売している新品のリーシュコード
- サーフボードに巻きつけて保管しているリーシュコード
- 同じ形で放置しているリーシュコード
はクセがとても付きやすいんですね。
保管方法は?
サーフィンを終えたら、リーシュコードを毎回外してなるべく真っ直ぐな状態で保管しておこう。
特にオススメの保管方法は「吊るしておく」こと。
壁にかけたりハンガーラックなどに吊るしておけば、癖がつく心配がありません。
リーシュコードが足に絡まないようにするには、リーシュコードをまっすぐ伸ばしてあげることがいちばん大切なんですね。
リーシュコードをまっすぐにする方法は?
いちばん効果的な方法はお湯につけて温めることです。
- 大きなバケツなどにお湯を溜めます
- 42℃くらい(お風呂の温度程度)に30分ほど漬け込む
するとお湯の熱でリーシュコードが柔らかくなり、クセがほぐれてまっすぐになっていると思います。
それでもクセが取れない場合はお湯からだして何度かくりかえし引っ張ってください。
大抵のリーシュコードの癖を取ることができㇽと思います。かなり効果的です!
*注意点
【50℃をこえる熱湯はやめてください。素材が痛み劣化を促進させます】
2.リーシュコードは必ずあしの外側に向ける
リーシュコードを装着する時は付け根の連結部(クルクル回るとこ)が体の外側に向くようにしましょう。
こうする事でパドリングやテイクオフ時に、リーシュコードが自然と後ろに流れるようになり絡みづらくなります。
連結部が内側方向だとテイクオフした時に、リーシュコードが両足の内側に入ってしまい必ずと言っていいほど絡まります。
立った時に前足の指に挟まってしまいイライラしたことありますよね?
なのでリーシュコードを装着する時は、連結部が外側に向いてるか必ず確認しましょうね。
リーシュコードの付け方
ボードの上に立った時、リーシュコードを踏まないように前足ではなく、後ろ足に付けます。
- レギュラースタンスは右足
- グーフィースタンスは左足
- 着ける位置は足首の一番細い部分
後ろ足の外側くるぶしに付け根の連結部(クルクル回るとこ)が来るように装着しましょう。
強くしめ過ぎると足くびが圧迫されて痛くなるので、リーシュコードを引っ張ったら少し動く程度にしましょうね。
3.できるだけ早いパドリングをする
沖に出る時や波を追いかける時などできるだけ早いパドリングを意識しよう。
どうして早いパドリングを行うと絡まないの?
パドリングスピードを上げることでリーシュコードが後ろ側へ流されて、足の内側に入りづらくなるためです。
例えばクセのないリーシュコードを使っているのに気がついたら絡まってた!
なんて経験ないですか?
のんびりパドリングしている時や波待ち中など、リーシュコードが勝手に絡まったことありますよね?
波のウネリは沖から岸に向かってくるのが一般的です。
でも小さい湾内のポイントやどんぶかの地形などとくに満潮時に多いんですが、”バックウォッシュ” といって岸から沖に向かってウネリがたつことがあります。
*補足
バックウォッシュとは?
沖から来た波が岸側にぶつかります。
なんらかの原因で跳ね返ってまた沖に向かう波が発生します。
沖に向かう波と岸に向かう波がぶつかり、”急に波が盛り上がったりボヨついた状態”この現象をバックウォッシュと言います。
バックウォッシュがたつと海の流れが不規則になってリーシュコードが、あっちこっち行って…
気が付いたら「絡まってた」なんてこともあります。
バックウォッシュが入った時でも早くパドリングをすることで、リーシュコードが後ろ側へ流されあしに絡まれることが軽減されるんですね。
初心者やパドル力がない人はただ浮かんでいないで、とにかくパドリングの練習をしましょう。
忙しくてあまり海に行けないときは懸垂や腹筋、背筋トレーニングをしましょう。
そしてパドリングにつかう筋肉をきたえよう!
基礎体力をつけることで久しぶりのサーフィンでも楽にパドリングができるはず!
4.リーシュコードのサイズを変える
リーシュコードを太めから細めに変更してみると絡まりづらくなります。
なんで絡みづらくなるの?
パフォーマンス用(コンペ用)の細いリーシュコードなら水の抵抗が少なく絡みづらくなります。
波のサイズが腰前後の大きくないときにはおすすめです。
波のサイズが頭オーバーとか大きいサイズだとリーシュコードが切れてサーフボードが流された!
なんて事も考えられます。
初心者はパニックになりやすいので注意が必要です!
大きなトラブルにならないために、波がデカい日はパフォーマンス用のリーシュコードを使わないようにしよう。
5.新しいリーシュコードを買う
なにを試しても絡まるときは新品のリーシュコードを思い切って購入しましょう。
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古いリーシュコードは熱や潮などにより劣化して、完全に癖がついてしまっている場合があります。
また購入の際は、必ず最新のモデルを選びましょう。
価格:3,590円 |
どうして最新のリーシュコードなの?
製造年式が古いリーシュコードは今まで長期間保管されています。
使わなくても素材は劣化するので、なおりづらい変な癖がついている可能性があるからです。
リーシュコードの寿命は?
リーシュコードが製造されてから1~5年位と言われています。
リーシュコードはポリウレタン素材なので潮や太陽の光で劣化します。
また交換のタイミングは使用頻度や保管方法状態(きずや劣化具合)など状況に応じて交換しましょうね。
もしサーフィン中にリーシュコードが切れてサーフボードが流されたら、大きな事故の原因になります。
なので目に見えるキズなどがはいったら、早めに交換することをおすすめします。
まとめ
やっとテイクオフして波に乗ったのにリーシュコードが絡まって、コケてしまったらホントもったいないですよね。
- まっすぐなリーシュコードをつかう
- リーシュコードを装着する時は付け根の連結部(クルクル回るとこ)が体の外側に向くようにする
- できるだけ早いパドリングをする
- リーシュコードを細いものに変えてみる
- 最新のリーシュコードをおもいきって購入する
絡まってストレスを受けないためにも今回紹介した【リーシュコードが絡まない方法5選!】を実行してみよう。
今回の記事内容をひとつずつ実践すれば確実に足に絡まる回数を減らせるはずです。
サーフィンしたあとはリーシュコードを必ずはずして、壁やハンガーラックなどに吊るして保管する癖をつけましょう。
そうすればまっすぐな状態を維持できますよね。
古いものやキズがついたものはおたがいの安全のために、思い切って交換しましょう。
そしてストレスなく楽しいサーフィンライフを目指していこう。