サーフィンするのにパドリングして沖までいきますよね。
だけど
- 沖にでれないのは自分の体力がなさのせいだ!と思ってがむしゃらにパドリングする
- なかなか沖までたどり着けない!
- パドリングをするけど前に進まない!
- 逆に岸にもどってる!
- 力つきてあきらめる
そんな経験ありますよね。
実はこの記事で紹介する「カレント(離岸流)で楽して沖に出る2つのポイント!」を実践することで楽して沖に出ることができるんです。
なぜなら私も初心者のときに沖に出れなくて苦しんだ経験があります。
だけどカレント(離岸流)の正しい知識を知ったことで、楽に沖に出れるようになったんですよ。
この記事ではカレントを使って楽に沖に出るためのポイント2つを紹介します。
たった2つのことを海で実践すれば楽に効率よく沖に出れるようになるでしょう。
まずはカレントがどうやって発生するのかを簡単に説明するね!
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目次
カレント(離岸流)の仕組を知ろう!
- 沖からくるウネリが浅い場所でブレイク
- 波となって海岸にどんどん打ち寄せる
- 岸に打ち寄せた波(海水)は行き場を失う
- 行き場のない波(海水)は深い場所を通って沖に戻ろうとする
- 波のサイズにより沖へ強いカレント(流れ)が発生
要するにカレントは海岸に打ち寄せた波(海水)が沖に戻る時に発生する強い流れ のことなんです。
沖に楽して出るためのポイント①【カレントが発生しやすい場所や地形を知る】
潮の流れは
- 沖から岸に向かって来るながれ
- 左から右、右から左のながれ
- 岸から沖に向っていくながれ
の3パターンがあります。
あなたが楽に沖に出るためには”3”の岸から沖に向っていく流れにのればいいんです。
カレントが沖にむかって流れる場所や地形は?
防波堤やテトラポットの周辺
沖まで縦にでている防波堤やテトラポットの両サイドには、沖にながれるカレントが発生しやすいんです。
また、消波ブロックと消波ブロックの間には潮の通り道となっているためカレントがあります。
波のサイズが大きく、うねりがテトラポットにぶつかってブレイクする場合は注意が必要です。
テトラポットに潮がながれて吸い寄せられてしまい、挟まる危険があります。
波のサイズが大きい時は決してひとりで入水しないで、まわりに人がいることを確認して入りましょうね。
川の水が流れ込んでいる場所
海岸に川の水が流れている場所にもカレントが発生しています。
川の水が沖に流れるので、そこからゲットすれば楽にでることができますよね。
ただし雨が降って川のながれがはやい場合は、それだけカレントも強くなる。
あっと言う間に沖に流されて戻ってこれず、救助された話はよくあるので注意してください。
入り江状に砂浜が侵食されている場所
もともと直線だったはずのビーチがカレントによって砂が浸食された場所。
つまり入り江状になった小さな湾ですね。
その入り江の中央にはカレントが発生しやすい。
なので入り江をみつけて、中央からゲットすれば楽に沖にでることができるよね。
浸食がはげしい大きな入り江だと、必然的に流れの強いカレントが発生している可能性があるので注意が必要です。
カレントが発生しやすい場所からパドリングすれば楽にゲティングアウトすることができますね。
だけど注意しないと予想以上に流れがはやい場合があるので、沖にながされないようにしましょう。
沖に楽して出るためのポイント②【カレントの見きわめ方】
遠浅のだだっ広いビーチなんかは、目印になる障害物などありませんよね。
そういった場所では岸からよく海を見てみましょう。
カレントがどこで発生しているのか、岸から見るポイントを説明するね。
カレントが発生している場所は波がブレイクしづらい
沖に向ってカレントがある場所は、砂もいっしょに沖にながされていくんですよ。
そのためどんどん水深も深くなり、そこでは波がブレイクしないんですね。
また波がブレイクしても他の場所より波が小さいんですよ。
ゴミなどの浮遊物(泡)が溜まっている
波によって沖から流れてきたゴミが、潮溜まりに集まってきます。
その集まったゴミなどの浮遊物(泡や海藻)が、沖にむかって潮といっしょに流れますよね。
もうわかりましたか?
あなたが楽に沖にでるカレントがそこに流れてるんです。
ふだん何気なく浮いてるゴミをみて
「きったねー」
とか思っていますが、そこは潮溜まりなんです。
そのゴミをたどっていけば、沖にながれるカレントを誰よりもはやく見つけることができるんです。
なのでこれからはゴミの場所も気にしながら波チェックしてみてはどうでしょうか?
遠浅のだだっ広いビーチでは
- 波がブレイクしづらい
- ブレイクしても他より波が小さい
- ゴミなどの浮遊物(泡)が溜まっている
以上の場所を岸からよくチェックして、沖にパドリングしようね。
だけどビーチは海底の砂の位置が変わりやすく、カレントの発生する場所も変化します。(潮の満ち引きでも変化する)
サーフィンの前には、よく海を観察して海に入るようにしようね。
初心者注意【カレントで沖に出る時に気をつける事】
自分でも気づかないうちに、カレントにのって沖まで「流された、流されそうになった」場合は?
- 無理に岸にむかってパドリングをしない
- カレントの流れから抜け出すために岸と平行にパドリング
- カレントを回避したら沖から大回りして岸側にパドリング
- 体力がない時は大声で助けを呼ぶ
以上のことをあたまの中に入れておこう!
初心者は波が大きい時はサーフィンを控えるか、経験を積んだサーファーといっしょに入りましょうね。
まとめ
カレントをつかって楽して沖に出るためには
ポイント①【カレントが発生しやすい場所や地形を知る】
- 防波堤やテトラポット
- 川の水が海岸に流れこんでいる場所
- 入り江状になった小さな湾
ポイント②【カレントの見極めかた】
- カレントが発生している場所は波がブレイクしづらい
- ゴミなどの浮遊物(泡)が溜まっている
ふたつのポイントを海で実践すれば、今までとはくらべものにならないほど、楽に沖にでることが出来るでしょう。
体力をあまり使わないので、たくさんの波を追いかけることができますね。
たくさんテイクオフすることで、あなたはかならず上達するでしょう。
だけど波が大きく流れのはやいカレントは注意しなくてはなりません。
熟練サーファーでも油断していると危険な目に会うんです。
そんなカレントの知識を友人・知人に海に入るための知識として広めてあげてくださいね。
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